ピネンを多く含む精油ベスト5と活用法 α-ピネンとβ-ピネンの違い 精油の効果や体臭への影響、森林浴のすすめ アロマギフト

図1:森林浴で吸収されるピネン類とその体内作用(※画像はイメージです)

025年4月15日夜21時~日本テレビで放送された、「カズレーザーと学ぶ」第一印象は体臭で決まる!人に好かれる皮膚ガス緊急チェック、というTV番組でも取り上げられ、皮膚ガスを中心とした研究がされており、東海大学理学部教授関根嘉香代表の研究で明らかになっています。


ピネンとは?香りのチカラを科学する

「ピネン」とは、森林の中を歩いたときに感じる、あの清々しい香りの主成分。特にα-ピネンは、リフレッシュ効果や集中力アップ、抗菌・抗炎症作用でも知られています。
精油に含まれる天然の芳香成分の中でも、ピネンは特に森林系・木部系の精油に多く含まれており、「自然の空気清浄機」ともいえる存在です。

α-ピネンとβ-ピネンとは?

α-ピネンβ-ピネンは、植物が発する「フィトンチッド(揮発性成分)」の主要なモノテルペン化合物で、松やヒノキ、ヒバ、ローズマリーなどの香りの成分です。どちらも森林浴で感じる清涼感やリラックス効果の正体といわれていますが、構造と働きに違いがあります。

特徴α-ピネンβ-ピネン
化学構造単環式でより揮発性が高い構造が異なり香りがややウッディ
主な香り清涼感・ハーブのような香り樹脂っぽいウッディな香り
含まれる植物松、ヒノキ、ヒバ、ローズマリーなどジュニパー、ホップ、フェンネル
作用抗炎症、抗菌、覚醒・集中促進鎮静、抗酸化、抗アレルギー作用

ピネンを多く含む精油ベスト5

1. 【NOTOヒノキ精油】〜自然とつながる香り〜

日本産のヒノキを使用した「NOTOヒノキ精油」は、α-ピネンを豊富に含み、まるで森林浴をしているかのような清涼感ある香りが特徴です。
ヒノキ特有のウッディで高貴な香り
は、ストレスを和らげ、空間を浄化する効果も。

おすすめの使い方:
・アロマディフューザーでの使用
・浴槽に数滴垂らしてリラックスタイム


2. 【NOTOヒバ精油】〜抗菌力と癒やしのW効果〜

同じく能登産の「NOTOヒバ精油」は、ピネン系に加えヒノキチオールも含有。ピネンの爽快感に加え、抗菌・防カビ作用が強く、梅雨時や空気がこもりやすい季節にも最適です。

おすすめの使い方:
・空間の消臭スプレーとして
・玄関・トイレ・車内でのリフレッシュ用に


3. パイン精油(松)

松の葉や枝から採れるパイン精油も、ピネンが主成分。清々しい香りは呼吸器系のケアやリフレッシュ目的に最適で、花粉症シーズンにも活躍します。


4. ロザリオカリス精油(ユーカリ系)

ユーカリの仲間であるロザリオカリスは、ピネンを含みつつも、シャープで爽やかな香り。精神的疲労や集中力の維持におすすめです。


5. ブラックスプルース精油

カナダの針葉樹由来の精油で、α-ピネンが多く含まれ、自律神経を整える精油として人気。筋肉の緊張を和らげる作用もあり、マッサージオイルとしても◎。


ピネン系精油の活用法アイデア

◆ ディフューザーで空気清浄&気分転換

精油をアロマディフューザーで香らせることで、お部屋の空気をリフレッシュしながら心も整います。

◆ アロマバスでリラクゼーション

お風呂に3〜5滴垂らして、深呼吸。まるで森林の中にいるような感覚に包まれます。

◆ ナチュラルスプレーで抗菌&消臭

水と無水エタノールに精油を数滴混ぜるだけで、自家製アロマスプレーが完成。空間除菌やマスクスプレーにも。

◆ マッサージで心身ケア

キャリアオイルで薄めてボディマッサージに使えば、血行促進や筋肉疲労のケアにも役立ちます。

α・β-ピネンの効果と体臭への影響

ピネン類は皮膚からも排出されるため、継続的に摂取すると、体臭にも良い影響を与えると言われています。特にα-ピネンは、森林の香りに似た**「ナチュラルな香りの体臭」**を形成する可能性があります。

主な健康・美容効果:

  • 自律神経を整えるリラックス効果
  • 抗菌・抗ウイルス作用で免疫力アップ
  • 消臭・デオドラント効果(体臭予防)

体内のピネン量を増やすには?

  1. 森林浴を習慣にする
    → ヒノキ林やスギ林がおすすめ。30分程度の散歩でOK。
  2. アロマディフューザーを活用
    → ヒノキ精油、能登ヒバ精油、松精油を使用。α-ピネン・β-ピネンが豊富。
  3. 香り成分の経口・経皮吸収
    → アロマバスやピネン系のハーブティー(ローズマリーなど)も効果的。

森林浴でα-ピネンを効率的に取り入れるコツ

  • 早朝〜午前中に出かける
    → ピネンの揮発量が多い時間帯。
  • 呼吸を意識してゆっくり深く吸う
    → 鼻からゆっくり吸って、肺の奥まで届けましょう。
  • スマホをオフにして五感を使う
    → 視覚・聴覚・嗅覚のリセット効果が最大化。

図2:ピネンの吸収と体臭改善のイメージ


まとめ:α-ピネンとβ-ピネンで香る体へ

ピネン類は、自然の恵みそのもの。森林浴やアロマを通じて取り入れることで、心身の健康はもちろん、自然で好感の持てる香りの体づくりにもつながります。日々の生活に“ピネン習慣”を取り入れてみましょう。

ピネンを多く含む精油は、心地よい香りだけでなく、空気の浄化・気分転換・健康サポートにも役立つ万能アイテム
とくにNOTOヒノキ精油とNOTOヒバ精油は、国産・高品質でありながら、日常に気軽に取り入れられるのが魅力です。

自然の香りで、自分と空間を整える。そんなライフスタイル、今日からはじめてみませんか?


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市井
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