NEWSニュース

ニュース

2019.9.20 新着情報

国産のアロマ、国産の容器について


最近、国内大手の化粧品メーカーが、ホテルやリゾート向けのOEM事業から撤退したというニュースは業界では有名です。

ホテルやリゾート向けのOEM商品とはアメニティーです。

・シャンプー
・コンディショナー
・入浴剤
・歯磨き
・スタイリング剤
・コスメ

などです。

過去から、ホテルやリゾート施設からは、単価を安く要求をされている背景がずっとありました。

その厳しい環境の中で、今度は、インバウンドや国内の個人や中堅規模の事業体からもOEMの製造を要求され、

ある意味、売り手市場の状態になっていました。

その中で、オリンピックの開催が決まり、さらに海外からの観光客の激増で

アメニティーの需要が高まってきていました。

本来であれば、化粧品会社としては嬉しいはずなのですが、

実は「容器」の生産が全く追い付いていません。

化粧品の中身、といえば、ほとんどが水。

あとは基材などは安定的に供給可能なのですが、それを充填する容器が無いといけない。

この容器というものは、生産には多くの工程が必要で、また製造工場もロスを減らすために

ギリギリの製造ライン工程で構えている。

つまり、急に注文を増やしても、予約順にしか生産できないため、何か月も先に納品されてしまうことになります。

だったら、海外で生産すればよいのでは?と思いますが・・

化粧品というのは、基本的に3年以上安定的に商品が存在することが前提。

使用期限というものは記載されていないですよね。

旧薬事法、現在の薬機法や、PL(製造物責任)法でも、化粧品の溶剤だけではなくその容器にも

微生物がいないか?とか、容器から漏れたりしないか、割れてケガしないか、不純物がないか?という様々な工程のチェックが必要です。

国内の容器メーカーなら基本的には全て安心なはずなのですが、海外の場合は一部化粧品には適していない場合があります。

また、輸出入の梱包や運送時に何かが紛れ込んだりする可能性も否定できません。

一旦、国内に輸入してから、1本1本の容器を洗浄、検品する・・・なんてことをしたら、

かえってコストや時間が高くなることがあります。

弊社では、国内製造の容器会社を複数社取引をしており、継続的な取引を多品種小ロットで分散的に行っております。

ですから、大手のように納期まで1年待ち・・なんてことはありません。

またどこで作ったかわからないような容器や瓶、ポンプなどを使用していません。

もちろん、一定の確率で不具合のある容器もありますが、国産と外国産では現状圧倒的に商品の差があります。

単純に目先の単価やロットだけでOEMの商品を作ると、消費者からかえってクレームを受けて、ブランドイメージが低下することもあります。

現在、国内で新規で化粧品やアロマ事業を行うにはとても厳しい環境ですが、OEMメーカーを通じることで、スムーズなスタートを切ることができます。

ぜーんぶ自分で行うことも可能ですが、その時間を本業や完成した商品のマーケティングにつぎ込んだ方がよっぽど賢い選択かと思います。

数年前に国産の和アロマ元年を迎え、個人ベースでも簡単に化粧品を創ることができる、OEM元年を迎えました。

消費者の目も肥えてきている背景もあるため、安心できる商品を作ることだけでも、十分差別化できると考えております。