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2021.3.7 新着情報

【2021年 最新版】フラワーエッセンスと精油の違い、怪しい?という噂と口コミや飲料許可を検証


弊社では、アロマや香りに関するアイテムのOEMを行っているので
「フラワーエッセンスを作ってほしい」
「バッチフラワーを原料にして化粧品を作りたい」との問い合わせがいくつかありました。

フラワーエッセンス?

数年前に初めて聞いた時は、精油のエッセンシャルオイルと似たようなものなのかな?程度でした。

フラワーレメディーとも呼ばれています。

また、ホメオパシーとの違いは?などいくつかキーワードが検索でも挙がってきます。

まずAmazonでどんな商品が販売されているのかな〜と
ざっくりと見てみるとこんな感じ。


そして、Googleでフラワーエッセンスを検索すると、いくつかの協会やショップを見つけました。

結構色々出てきますが、

推測検索で「フラワーエッセンス すごい」とか「フラワーエッセンス 効果がある」
などポジティブなキーワードもありますが、一方で

「フラワーエッセンス 怪しい」、「フラワーエッセンス 効果なし」とかネガティブな検索候補も出てくるのが気になります・・・・

人気がある商品というのは、一般的には良い口コミがあり、
その口コミで過度な期待をした結果、思ったよりも効果が無かったということで
悪い口コミになることもあります。

まず私個人としては先入観を持たずに中立として調べてみたいと思いました。




フラワーエッセンス歴史

・古くから医学の主流、アボリジニや錬金術師も使用

・1930年代にイギリスでホメオパシー医学者のバッチ氏がバッチフラワー として臨床・体系化
 ※ホメオパシー:その病気や症状を起こしうる薬を使って、その病気や症状を治すことができること

 以降世界各地でつくられ数千種類もある。日本では非化粧品、飲料水

・作り方:一般的には太陽法(良く晴れた太陽の時に、ボールの中の花から、花のエネルギーを水へ転写。ほかに煮沸して煮出すようなやり方もある。

・原材料:水、保存料(グリセリン、アルコール、ブランデー等)※精油、芳香蒸留水等は一切無し

・植物の波動、エネルギーを注入されているらしい。

・使い方:飲む、マッサージ用に塗る、入浴剤

・謳っている効果:リラックス、精神安定、豊かな人生

フラワーエッセンスと精油の違いを比較

●化粧品か?
フラワーエッセンス 〇/× 両方ある
エッセンシャルオイル 〇/× 両方ある

●抽出方法
フラワーエッセンス  転写(太陽法)・・・花等を水に浮かべ太陽に当ててエキスを水に写す
          ブランデー抽出・・・ブランデーや岩塩に漬け込む
エッセンシャルオイル  水蒸気蒸留法・・・植物を水蒸気に当てて精油を抽出

●成分
フラワーエッセンス   水、保存料(グリセリン、アルコール)
エッセンシャルオイル  植物由来成分(EX リモネン、酢酸リナリル、他数百)

●成分の個体差
フラワーエッセンス  × 全て一緒
エッセンシャルオイル 〇 植物、地域や気候により様々


途中で、「太陽法」という転写という初耳な技術があります。
製造方法には色々あるうちのひとつらしいですが、
抽出したエキスを太陽にさらして、パワーを集める、、というものらしいです。
クリスタルなどの入れ物に入れるとさらにパワーアップするようです。

ふむふむ、太陽のパワーですか・・

確かに、水溶性の成分は水に浸出するので
チンキの一種なのかもしれません。

たっぷりと紫外線から赤外線まで浴びるようです。
紫外線などの変質は大丈夫なんだろうか、とアロマテラピー目線では気になる。
フラワーエッセンスの作り方は簡単そうだし、自分でもやってみたいなーと思いました。

できれば、その成分を検査機関で分析して何が入っているかなども検証したい。

フラワーエッセンス法律面は?

一方で、化粧品のOEMを取り扱う弊社としての見解。
少なくとも、国内では製造販売はできない、と思います。

理由は4つ。

1.薬機法(旧薬事法)に抵触する可能性

 効果を前提として販売、または効果を期待させるような見せ方をした場合、
 化粧品に関する薬機法(旧薬事法)、医師法(処方された場合)

薬事法Q&A(様々な事例が掲載されてます)

扱っているフラワーエッセンスの中には、飲むことを推奨しているようですが、
効果効能を謳うなら医薬部外品などにあたります。

もちろん、しっかり臨床検証や手続きを踏んでいれば良いですが、
私の見る限りは医薬品や医薬部外品は無かったはずです。(もし間違っていたら、すみません・・。)

健康食品として販売する時も、色々と許可はあります。
仮に単なる飲料水なのにで効果効能を伝えると、薬機法違反になります。



ドイツでは処方箋で医薬品になっている?という記事やコメントも見かけましたが、
医薬品のままだと輸入でかなり規制が入るはずなので
結局根拠が曖昧になっています。


2.景表法、誇大広告等表示

 〇〇に効果があります。●●の状態にするなど


海外では医薬品に認められているから・・といって輸入しても国内の基準とは違うため問題にもなります。

個人で輸入しても同じ扱いです。

→厚生労働省HP 個人輸入と国内流通に関して

3.”フラワーエッセンス”の商標・特許関係

商標登録状況(工業所有権)を検索してみました。


まず上記URLにジャンプして、そのあとに【商標】ボタンにチェック。

その後、キーワードを入力してみます。

「フラワーエッセンス」
「バッチフラワー」

本日時点でも数十点あるようですが、
それぞれ花からの製法、療法やセミナー開催の権利のようで複数社から申請が出ています。

一番古くて1997年〜2005年付近までに
イギリスの企業が
バークフラワーレミディーズ,
バッチフラワーレミディーズ,
バッハフラワーレミディーズ,
バーク,バッチ,バッハ,フラワーレミディーズ,レミディーズ
などのキーワードを取得。

日本では、協会や団体さんがフラワーエッセンスという対象について
”花を原料とする清涼飲料水を用いた療法”などを取得されています。

商標自体は限定的な用途に限られているので
フラワーエッセンスという言葉自体は特に使用しても問題無いように思えます。
ただし、商品として販売となると商標権利関係はよく調べた方がよさそうですが

すでに色々なメーカーから商品が発売されているような状況なので
市場拡大のためにも黙認しているのかもしれません。

4.フラワーエッセンスと食品衛生法

上記で述べた、薬機法に抵触しないように「効果効能」を製品で謳わなければ良いのか?というとそうではありません。

清涼飲料水としての扱いですが、それでも、色々必要な許可はあります。

例えば清涼飲料水製造業許可が必要だったり、食品衛生法に関わるので、
保健所への届け出や充填場所の衛生管理などもどうなっているのだろう・・と不安があります。

最近では、OEMでしっかりした飲料ボトリングメーカーに委託するという製造方法もあるのですが、
一般的には最低でもロットが数千〜数万本単位で充填していくため、
金額や市場規模的にも委託しているところは少ないように個人的には思えます。

とりあえず、、
フラワーエッセンスやバッチフラワーなどを商品として謳っている場合、
まずは正規の販売店や販売代理店から購入した方がよさそうです。

口コミと評判

「このフラワーエッセンスは化粧品として作られています。」という前提を表記している事業者、団体もあります。

インターネットのサイトや製品の広告であまりにも攻めた販売方法をしていたり、同じく攻めたスクール運営をしている事業者を指しています。

Amazonや楽天で調べてみると、たくさんの口コミも入っているようです。
     
アバンダンス エッセンス25ml 約3500円前後 [amazon]

バッチフラワーレメディーレスキュー10ml 約2,000円[amazon]
https://amzn.to/3pjfbEX

大半はお水+(精油or芳香蒸留水)

成分自体は、お水が過半数で残りは芳香用をちょっと。

グリセリンやブランデーやアルコールの香りが残ることもあるので

香りの面では、「うすい香りの香水の一種」と捉えて頂いて良いのでは?と個人的には思います。

冒頭に述べたフラワーエッセンスは怪しい、というGoogle検索キーワードの理由は、効果面を曖昧に表現しているサイトや協会が一部で見かけることが要因みたいです。 

波動やエネルギーやチャクラやホメオパシーなどは政治・宗教と同じで消費者や有権者がどこを選ぼうが自由な時代ですし、否定はしません。

人は何かに頼りたい時に、占いに行ったり、友達に相談します。

中にはお酒を飲んだり、衝動買いしたり、海外旅行に行ったり。

しかし毎回相談ができるわけでもなく、日々ちょっとした悩みがある時にこういうフラワーエッセンスに頼るのかなーと。

つまり、商売として販売者が何も効果を標ぼうせずに販売し、利用者個人が勝手に自己責任で飲んだり、効果を自分なりに実感することは、問題はないかと思いました。

アロマテラピーの闇と将来

さきほども申し上げましたが、
化粧品表示を見ても、大半が水。成分的には何も入っていないため、ある意味安全かもしれません。

プラセボ効果としての役割を享受したい方には良いのかもなあ・・

実際に、アロマテラピーの考え方も精油成分には肩こりを治療できたり

花粉症には効果が良い成分は入ってますが、

じゃあ、それをたった1滴使って肌の基底層より下に浸透するのか?という疑問があります。

また、浸透してしまったら、毛細血管に入り込んでしまうわけで、

そうすると、脳や心肺機能や腎臓、肝臓に有害物質が蓄積していないのか?

という質問をしても、アロマの関係者は誰も答えられません。

そこで、植物油に一応希釈してください、と謳っているわけで、フラワーエッセンスもアロマテラピーも同類なのかもしれません。

でも、芳香浴に関しては、香りを楽しむことで比較的安全に間接的に脳を休めたり

嗅覚の刺激を増やすのはだいぶ臨床的にもわかってきているので、

近い将来、フラワーエッセンスもアロマテラピーも某メーカーの精油を直接肌につけるという荒技も含めて何らかの医学的根拠が出される日は近そうです。

色々成分が丸裸になると、

植物ですから、良いものや逆に悪いものも発見されます。

悪いものがあった場合、せっかくここまで築き上げたアロマテラピーの何となくお洒落でエレガントなイメージが崩れ去ってしまうかもしれません。

でもそれは怖がらずに立ち向かっていくことで、アロマテラピーの敷居を下げて、より大衆化、日用品化、保険適用に近づくと思います。

※あくまでもアロマテラピーインストラクター個人の意見です。

以上の理由で、弊社としては、フラワーエッセンスやそのような成分を持ち込み頂いてもOEM制作はできかねます。

なお、通常の薬機法に沿った化粧品や、国際基準に沿った安全な香料を使用した雑貨、リードディフューザーなどは随時承っております。






アロマギフトでは香りに関する雑貨や化粧品をOEM受付中。
その他、講師・執筆・お仕事のご依頼も含めてお気軽にお問い合わせください。