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2021.1.5 消臭 アロマ容器

自作スプレーを作る前に知っておきたい。エタノールが精油と水に混ざる化学式


アロマスプレーには多くの場合でエタノールが配合されていることが多いです。

殺菌消毒目的のための理由もありますが、一番は精油を水と混ぜるためです。


では、お手元に精油や植物油があれば、水にそのまま入れてみてください。

一部の精油は溶けやすいものもありますが、水に浮くはずです。

化学を専攻している方でない限り、なかなか理解しずらい分野かと思います。

アロマセラピストやインストラクターの方でも、
実はよく仕組みを理解していないことが多いです。

仕組みを理解すると、自宅でも簡単にアロマスプレーを作ることができます。

エタノールはなぜ精油(油)と混ざるのか

エタノールは有機溶媒(ゆうきようばい)だからです。

有機溶媒とは、水に溶けない物質を溶かす常温常圧で液体の有機化合物の総称です。

例えばエタノール・ベンゼン・アセトン・クロロホルムなどが有名です。

特にエタノールは溶媒の中でも特殊で両親媒性溶媒という溶媒です。

水にも油ともと親和性があり、溶かして混ぜることができます。

エタノールの化学構造

化学式、学生時代に暗記したけど全く理解ができていませんでした。

もっとしっかりやっておけばよかった・・

ということは置いといて、エタノールの構造はこちら

読み方は「C2H6O」です。

油(精油)になじみやすいエチル基 CH3CH2- と水になじみやすいヒドロキシ基 -OH が結合した構造です。

あまり難しいことは覚えなくて良いのですが、
油と仲良しの分子と水と仲良しの分子がうまく併存していると思ってください。

エタノールを入れると、精油と水が溶けるように見えますが

実際は、

1.エタノールと精油が混ざる。
2.エタノールと水が混ざる。
3.結果として、精油と水が混ざる。

エタノールにすべて混ざるということが起きています。

エタノールはすごい良い奴です。

クラスにいると、みんな仲良しになりそうな感じです。

エタノールの効果
有機溶媒としての役割の他にも、エタノールはそれ自体が消毒殺菌する力もあります。

精油と混ぜても、その効果は維持できるので、防腐剤代わりにもなります。

かなり優秀ですよね。

エタノールの分量

では、アロマスプレー30mlを作る時、どれくらいの配合比率が良いかを紹介します。

●無水エタノール 5ml
●精製水    24.5ml
●精油(お好み) 0.5ml(ドロッパー約10滴以内)
●スプレー容器 1本

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こんな感じです。

エタノールに対して精油は1/10までの量に抑えると、混ざりやすいです。

ただし、精油や水の量によっては、白く濁ったり、オリ(浮遊物)が発生することがあるので

エタノールの量を増やすと良いでしょう。

その分、スプレーした時にアルコール臭がしますが、拡散は早いので気になることは少ないはずです。

エタノールの代替溶媒もある

最近では、エタノールの刺激臭が嫌だ、という声があり他の溶媒も登場しているようです。

主に食用から発展した乳化剤というものです。

合成添加物としてはグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルが認可されており、

このうちグリセリン脂肪酸エステルが最も消費量が多く流通しています。グリセリンは薬局にも売っていますよね。

ほかに天然添加物・既存添加物として、ダイズや卵黄から採られるレシチン などは聞いたことがあるのではないでしょうか。

では、この乳化剤だとすべてうまくいくか?というと実はそうではないんです。

一番は、防腐力が弱いこと。

水と混ざるだけなので、カビなども生えやすいということです。

やはりグリセリンだけでは、防腐は完璧とは言えないため、一般的には

フェノキシエタノールや、パラベンなど化粧品でも聞いたことがあるものを添加処理する必要があります。

自分で自作し、すぐに消費してしまう場合は乳化剤でも構いませんが

揮発性も少ないので、以外とスプレーで使うと広がりが薄くまたスプレーの目詰まりが起こることがあります。

オレンジ精油などかんきつ系の精油はけっこうオリが出やすいので、
乳化剤の時はよく確認すると良いと思います。



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いかがでしたか。

スプレーを作るのが面倒だー!っていう方は既製品のスプレーがおススメですが・・・

実際やってみるとすぐに簡単に作れるので、スプレー作りお試しください。



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